お墓について Q&Aお墓の購入に関してのちょっとした疑問についてお話します。 生前に墓を作るのは縁起が良くないってホントですか?生前にお墓を作ることを〔寿陵(じゅりょう)〕と言いおめでたい事と考えられています。 寿陵は古代中国に歴史があります。寿陵は古くから「長寿」や「子孫繁栄」を招くとされ、秦の始皇帝をはじめ、中国の歴代の皇帝は寿陵を建てています。日本でも聖徳太子が寿陵を建てていたことが、日本書紀に記されています。現在でも、急成長されている会社の方が、より発展したいという願いを込めて寿陵を建てられる例があります。 お墓の形に決まりはありますか?ありません。今までで多いのは和型ですが、とくに近年斬新なデザインの墓が増えてきています。また墓地の規定で大きさや高さを制限されている場合があります。 墓地・霊園だけ先に購入しておくことは出来ますか?はい可能です。元気なうちに霊園・墓地を購入する人が最近は増えてきております。 墓石に法名(戒名)の追加字彫りをしたい場合どうすればよいですか?故人の俗名、没年月日、お歳、法名(戒名)、お墓の場所を石材店に伝えてください。 納骨をされる場合は法要等の日付も知らせておくとよいでしょう。 仏石(お墓の一番上にある、南無阿弥陀仏や○○家之墓などと彫ってある石)に刻む場合は原則として、性根抜き⇒彫刻作業⇒性根入れという段取りですが、最近、墓誌の性根抜きは必要ないと考えておられるお寺様も多くおられますので、墓誌に追加彫りをする場合には原則必要ありませんので納骨時にのみお経をお寺様にあげていただきます。 永代使用料とは?お墓を建てるには永代使用料(墓地使用料)が必要です。 永代使用料とはその墓地を代々使用する権利を得るために支払う費用です。 永代使用料を支払った場合、無期限にその墓地を使用する事が出来ます。 しかし、一度契約をすると、お墓が不要になった場合でも支払った永代使用料が返還されないことがほとんどです。 価格は区画や民営か公営かでも違ってきますのできちんと確認しましょう。墓石工事代とは?墓石自体を建てるのにかかる費用です。 墓石とその工事費を含めて、墓石工事代といい、石材店に支払います。民営墓地の中には分割で支払いができるところも増えてきているので、問い合わせて確認してみましょう。年間管理費とは?霊園・墓地の管理者に毎年支払う費用です。 この管理料は墓地の維持・管理に役立てられています。 具体的には、霊園・墓地内の清掃や水道代、歩道や休憩所の維持・管理などです。料金は墓地の区画の広さによって異なり、年間数千円~1万円程度のところが多いようです。 入檀料とは?寺院墓地は多くの場合、檀家(入壇)になる必要があります。 寺院の維持発展のためにお布施や護持会費を納めるところもあります。 永代供養墓とは?生涯独身の方や子どものいない夫婦など、お墓を継承する者がいない人たちや、子どもはいても負担をかけたくないと考えている方に注目されているのが永代供養墓です。継承者にかわり、管理者が永代または一定の期間に遺骨を管理・供養するお墓の形です。 自宅敷地内にお墓を建て、お骨を埋めてもよいのでしょうか。?埋葬・埋蔵については、法律によって「墓地以外の区域に行ってはならない」とされています。よってご自身の土地であっても、お墓を建ててお骨を埋めることはできません。 墓地には、公営墓地、民営墓地といった種類があります。 お墓の修復をしたいが予算が・・・。お墓の一部分をリフォームできますか?例として、「墓石のみを綺麗にしたい」、「傾きを直したい」、「花立てや香炉を直したい」、「玉砂利を交換したい」、「ブロック塀を石に変えたい」などご要望はいろいろあると思います。是非、お気軽にご相談下さい。 お墓工事後、引渡しの際には、何を確認すれば良いですか?①香炉や花立、墓誌や塔婆たて灯篭などは契約書どおりにできているか ②文字や書体、戒名や家紋、年月日に間違いはないか ③設計通りの品質、仕上げになっているか ④アフターサービスや納骨の手配等は万全か